カーリースのデメリットを、
6社の公式料金で確かめました

「やめとけ」と言われる理由のうち、数字で確認できたものだけを書きます。感想は書きません。

結論として、確認できたデメリットは3つでした。①表示されている月額と、実際に払う額が違うことがある ②安いプランほど契約後に車が残らない ③走れる距離に上限がある。いずれも各社が公式に書いていることで、隠されているわけではありません。ただし気づきにくい形で書かれています。

① 「月々7,700円」が、実際は月23,540円だった

いちばん誤解しやすいのがここです。カーリースの広告に出る月額には、ボーナス月の加算が含まれていないことがあります

収録データの中でもっとも差が大きかったのは、ニコノリのスズキ ハスラーでした。

金額
公式サイトの表示(ボーナス併用払い)月7,700円
ボーナス月の加算94,833円 × 18回
ならすと(実質月額)月23,540円
倍率3.1倍

これは不当表示ではありません。ニコノリの公式ページには加算額と回数がきちんと書かれていますし、同じページに「月々均等払いなら月23,540円」という表示も並んでいます。問題は、会社ごとに前提の違う数字が並ぶと、そのままでは比べられないことです。

当サイトが「実質月額」しか表示していないのは、この理由です。計算式は次のとおりです。

実質月額 =(月額 × 支払回数 + ボーナス加算額 × ボーナス回数)÷ 契約月数

② 安いプランほど、契約が終わったとき車が残らない

月額が安いプランには理由があります。満了時に車がいくらで売れるか(残価)を差し引いて月額を決めているからです。そのぶん車は返却になります。

収録している20車種で「もらえること」を条件に加えると、平均で月5,658円高くなりました。11年契約ならおよそ75万円の差です。

6社のうち、追加のお金なしで車がもらえるのは2社だけでした。詳しくはカーリースで本当に車がもらえるのはどこかに書いています。

③ 走れる距離に上限があり、超えると請求される

多くのカーリースには走行距離の上限があります。オリックスカーリースの公式FAQには、こう書かれています。

契約満了前に解約・返却される際の走行距離が[経過月数×2,000km]を超えた場合、8円/kmの追加請求が発生します。
返却時の損耗状況により、解約金を請求させていただく場合があります

出典: オリックスカーリース公式FAQ(2026年9月1日確認)

逆に、走った分だけ払う従量制なら上限そのものがありません。エンキロは走りすぎても違約金が発生しない代わりに、走るほど月額が上がります。走る距離が少ない人にどちらが得かは別ページで比べています。

もうひとつ:メンテナンス費用が別の会社がある

「コミコミ」と書かれていても範囲は同じではありません。収録6社のうち、リースナブルはメンテナンスが別料金(シンプルプラン月3,300円〜/コミコミプラン月4,400円〜)、エンキロとカルモくんはオプション扱いです。

またオリコで乗ーるは契約期間ごとに提示されるメンテプランが違い、9年・3年契約で出るシンプルプランには車検代が含まれていません。軽自動車の車検は2年に1回・数万円かかるので、この点を見落とすと比較を誤ります。

当サイトで確認できていないこと

正直に書きます。次の項目は料金以外の契約条件にあたり、当サイトでは収録していません。

これらは契約前に各社の公式ページと契約書で必ずご確認ください。当サイトは公表されている料金を比べられる形に揃えることだけをしています。

まとめ

自分の条件で6社を並べてみる →

特定の会社を批判する意図はありません。どの会社も公式ページに条件を書いています。ただ前提の違う数字が並ぶと比べられないので、揃えているだけです。

運営者 キロ / 作り方はこちら

金額は各社公式サイトの2026年8月31日時点の掲載内容にもとづく税込表示です。実際の金額はグレード・オプション・地域・審査結果によって変わります。契約前に必ず各社の公式サイトでご確認ください。